岡山市北区在住のWebライター・智川 圭(ともかわ けい)です。
現在50代前半の兼業主婦で、夫・息子・娘との4人家族。
そして、ワンコのお世話にてんてこ舞いな毎日です。
2018年からWebライター×勤め人という「兼業ライター」をやっています。
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これまでの「勤め人」生活
20代半ば、私は岡山県内の片田舎にある小さなクリニックで事務員をしていました。
小さな職場なので、事務に限らずいろいろな業務が舞い込んできます。私はそこで総務的なことも経理的なことも勉強させていただきました。
そんななか、ちょっとした転機が訪れます。
それは田舎によくある問題、「人員不足」。
クリニックでは「認知症」に関するデイケアを運営していたのですが、決められた資格者がいないと成り立ちません。もちろん最低限の人員は揃っているのですが、資格者にとっては休みがとりづらいという問題が深刻になってきました。
そこでふと思ったのです。
「ん?私がその資格をとったらいいんじゃない?」
職場で苦慮していたのは、精神科相談業務の資格者でした。
いくつか選択肢がある中で、私の目に留まったのが「精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)」。国家資格ですし、これなら専門職と胸を張れるのではないかと、わくわくしてきました。
家族の協力を得ながら通信制の専門学校を修め、無事合格!
その後は、事務職と専門職との二刀流で頑張りました。
現役Webライターとの衝撃的な出会い
医療機関で数年間活動をしていた私ですが、職場の大幅な改革をきっかけに退職することとなり、自宅に近い場所(岡山市北区)へ転職することに。
ところが、転職1年目にして、ある問題が発生!私も積極的に働かなければならない事情が出てきました。
働き始めた職場は固定給なので、それ以上の収入は見込めません。メインの仕事のほかに、コンビニを掛け持ちしたり、上司の紹介で救急の電話相談員の仕事をしながらなんとか過ごしていました。
タイトなスケジュールを黙々とこなしていたある日、二度目の転機がやってきました。
隣町の岡山県赤磐市で、「クラウドソーシング(仕事の受注・発注を専門サイトを通じて行う)に関する講座が始まるよ!」と、友人から教えてもらったのです。
当時の講師は、「ランサーズ」(クラウドソーシングサイト)をはじめ、華々しい活躍をされていた、なつみと(利倉夏実)先生。
そのとき初めて「Webを使ったライターの仕事?」「え?誰にでもライターのチャンスがあるんだ!」と衝撃を受けたのです。
おかげさまで、この講座が今の自分を見つめ直すよい機会となりました。
「今のままでは私はつぶれてしまう。それなら、10年後の自分は自分で作っていこう!」という夢が芽生えたのです。
「兼業ライター」であり続けること
なぜ私がWebライターという仕事に興味を持ったのか。
一番の理由は「時間」です。
雇われる以上、決められた時間の枠の中で職場へ向かい、働かなければなりません。しかし、やることが多くなってくると、どうしても自分のことや家庭のことが後回しになってしまうのです。
私はすでに50代。人生80年と考えてみたら、10年前からとっくに折り返しています。それならば、「せめて人生の後半は自分の生活をプロデュースしてみたい!」と考えるようになりました。
そうはいっても、Webライターは思いつきで簡単になれるものではありません。
ふと、「私の武器ってなんだろう?」と考えてみました。
私の周りには、「○○の仕事を何年続けています」という友人・知人がたくさんいます。職人的専門性には、私ではとても追いつけません。
私はむしろ対極にある立場で、「広く浅く、ときには深く」仕事を掛け持ちしてきました。
しかし、これは見方を変えれば、逆に武器になるのではないかと思ったのです。ある仕事で生まれた気づきを、別の仕事で応用できるのなら……。
「兼業Webライター」こそ、まさに私らしい仕事スタイルかもしれません。
まとめ
現在私はWebライターとして、一歩一歩進んでいます。
これまでやってきた医療福祉の経験や、掛け持ちしてきた仕事が私のエネルギーのもと。ふとした気づきや感性を大切にしながら、文章表現にも生かしていきたいです。
そして「人生の後半を自分でプロデュース」という目標に向かって、これからもいろいろな興味を寄せ、楽しみながら過ごしていきたいなと思っています。